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Eunoia

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SEを自覚せずに生きている夢主と同級生すわ 第1部あらすじと設定

忙しいひとのための第一章あらすじ。ネタバレ見てから読みたいひとや、話忘れたけどもう一度読むのがめんどいひとはこちらをどうぞ。

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はじめに
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このお話は

・諏訪に守られてばかりで自分は何もできていないと思っている夢主
・夢主を守りたいのに全然守れていないと思っている諏訪

不器用な2人のすれ違い両片思いラブストーリーです。

 

【最初から読む】
第1話へ
Pixiv掲載版

【続編】
大規模侵攻編へ

【番外編】
高校時代:出会い編

 

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あらすじ
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 高槻麻衣は三門市立大学に通う3年生。ある日、大学からの帰路でイレギュラーゲートに遭遇し、出現したバムスターに襲われてしまう。連れ立っていた友人たちが飲み込まれ、麻衣も捕獲される寸前だったが、現場に駆けつけた嵐山・柿崎によって間一髪助けられる。
 通常よりも遥かにスペックが強化された敵に苦戦を強いられる隊員。柿崎がベイルアウトし、嵐山でさえも敵を止められない中、麻衣の前に現れたのは、元恋人である諏訪が率いる部隊だった。
 敵の異様な強さや、執拗に麻衣が狙われる理由を、何か知っている様子の諏訪。嵐山が問い詰めても、頑なに語ろうとしない。しかし、笹森が食われ、隊員たちのトリオン残量も少ない絶対絶命の状況下で、諏訪が麻衣の能力を用いて敵を倒し、彼女がSE能力者であることが発覚した。
 『触れた人間のトリオンを倍増させる』という麻衣の能力を諏訪は知っていたが、彼女が軍事利用されることを危惧し、黙って身を引くことでその存在を隠していた。存在が明るみになった今、自分以外に彼女を守れる者がいないことを自覚し、上層部との交渉に望む決意をする。
 上層部との面談を経て、ボーダーに身の安全を保護してもらう代わり、隊員になって能力を提供することになった麻衣。諏訪への恋心は胸に秘めたまま、ボーダー隊員としての道を歩みだす。

 

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夢主設定
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名前:高槻麻衣
年齢:21歳
所属:三門市立大学 3年
卒業:三門市立第一高等学校
好きなもの:カッコいいもの
家族:父、母(県外在住)

4年半前の大規模侵攻によって家を失い、仮設住宅で暮らしている。家族は県外に引越したが、本人は学費免除を理由に三門大に進学し市内で一人暮らし。生活費をバイトで稼ぐ毎日。
諏訪とは高校3年間クラスメイトで、大規模侵攻があった日は2人で出かけていた。
大学1年の3ヶ月間だけ諏訪と付き合っていたが、一方的に振られて以来、恋愛がすべて受け身になっている。
人間関係はドライだが、必要以上に献身的な面があり、友人に心配されている。
近界民に追いかけられた記憶から軽いPTSDを引き起こすことがある。ヒールのある靴が履けない。

 

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夢主のサイドエフェクト
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《トリオン生成活性化》
心拍数の上昇に連動し、トリオン生成シグナルを過剰分泌する特殊体質

\ざっくり言うと/
トリオン作ってくれ〜〜と身体からトリオン器官に命令するシグナル分子(ホルモンみたいなもの)があり、夢主は心臓がドキドキすると、それを大量に分泌・放出してしまう体質なのだ!

▼特徴
・夢主の心拍数が上がれば上がるほど、本人や周りの人間のトリオン生成量が増える
・本人の通常時のトリオン能力値は『11』、心拍数が90を超えたあたりからトリオン能力も上昇し、最大で『38』前後まで上がる
・心拍数が120を超えると、シグナルが体外に溢れ出し、周囲の人間のトリオン器官に干渉し始める。近くにいるだけでも多少は影響されるが、密着することで効果が倍増する
・もともとの能力値が低いほど、彼女の能力に影響される変化率が高い。例えば『1』→『10』(1000%)、『6』→『24』(400%)、『12』→『30』(250%)
・過剰生成されたトリオンは使わなければ自然と漏れる。もともとの能力値が低いほどキャパシティも小さい
・心拍が上がりさえすればどんな理由でも能力発動。恋愛、全力疾走、恐怖、薬物投与 etc.

▼関連する捏造設定
・トリオン生成シグナル=成長ホルモンみたいなイメージで、睡眠時に分泌される。そのため、普通(夢主以外)は寝ないとトリオンが回復しない
・戦闘体が内包できるトリオン量には上限があり、このキャパを確保するため、トリオン能力が高い人ほど戦闘体の構築に時間がかかる。換装時にトリオン量が急増しキャパを超えると、戦闘体は崩壊する ※そんなケースは今まで想定されていなかったけれど、夢主の登場によって戦闘体の改良が検討され始めた